「心がしんどい人にやさしい民泊」を一緒に育てたい
このブログではこれまで、「心がしんどい人を迎える民泊オーナーさんへ」という記事を書いてきました。華やかな観光地向けの宿ではなく、「特別な体験をしなくてもいい」「ただ、少しだけ呼吸を整えに行ける」ような民泊を、一緒に育てていきたいという思いがあります。
今回は、その延長線上で「実際にオーナーさんとどんな関わり方ができるのか」を、少し具体的に整理してみました。すでに民泊を運営している方も、これから始めたいと考えている方も、「こういう関わり方なら合いそうだな」と感じてもらえたらうれしいです。
わたしの立ち位置のおさらい
わたしは自分のことを、「民泊コンサルタント」や「運営代行会社」と名乗ってはいません。オーナーさんとゲストのあいだに立ち、「この宿はどんな人に、どんな時間を手渡したい場所なのか」を一緒に言葉にしていく「民泊の伴走人」のような立場でありたいと考えています。
同時に今は、民泊の専門会社である民泊革命株式会社と提携し、「民泊不動産エージェント」として、空き家オーナーさんやこれから民泊を始めたい方を専門家チームにつなぐ役割も担うようになりました。数字や実務の部分はプロと連携しつつ、「心」と「現実の仕組み」のあいだを行き来する橋渡し役、というイメージです。
宿のコンセプトと言葉を一緒に整える
まず最初にお手伝いできるのは、宿のコンセプトや「誰のための場所なのか」を、一緒に言葉にしていくことです。「なんとなくこういう宿にしたい」という感覚はあっても、それを文章にするのは意外と難しいものです。
オンラインでお話を伺いながら、例えば次のような問いを一緒にほどいていきます。
- どんな人に来てほしい宿なのか
- その人は、どんな気持ちでここを訪れるのか
- 泊まり終えたとき、どんな状態で帰っていってほしいのか
- オーナーさん自身は、どんな距離感でゲストと関わりたいのか
そうして見えてきたものを、予約サイトの説明文やホームページ、案内文にも使える形で整理していきます。「なんとなく頭の中にある輪郭のぼんやりしたコンセプト」を、言葉という形にしていく作業を一緒に行うイメージです。
ブログ記事で、あなたの宿の物語を紹介する
次にできるのは、ブログ「暇つぶしQUEST」の中で、あなたの民泊を「物語」として紹介することです。スペックや設備を並べるのではなく、「どんな思いでこの宿を始めたのか」「ここで過ごす時間が、どんな人の心を少し楽にするのか」を中心に言葉にしていきます。
そのために、可能な範囲で次のようなことをお願いすることになります。
- オンラインやメールでのインタビュー(宿を始めた背景や、今大切にしていることなど)
- お部屋や共有スペース、周辺のまち並みや風景の写真
- これまで印象に残っているゲストとのやり取りや、「うれしかった瞬間」のエピソード
こうした材料から、「心がしんどいときに、こんな宿があったら少し楽になれるかもしれない」という読者に向けて、そっと手渡せるような紹介記事を作っていきます。
熊本・九州の宿とは、もう少し濃く関わることも
わたし自身が熊本在住であることもあり、熊本・九州エリアの宿については、もう少し濃い関わり方がしやすいと感じています。具体的には、実際に宿に泊まりに行き、その場所の空気や周辺のまち並みも含めて体感したうえで文章にする、という関わり方です。
宿泊レポート記事や、周辺のまち歩き・風景を含めた「場所の物語」の文章化、場合によっては現地での対面打ち合わせなど、オンラインだけでは見えてこない部分も含めて一緒に育てていけたらと思っています。(もちろん、他の地域の宿が特別ではない、という意味ではありません。)
専門的な部分は、民泊革命株式会社と一緒に
民泊には、許認可、税務、価格設定、清掃体制、リフォームなど、どうしても専門性が必要な領域がたくさんあります。これらをわたし一人で全てカバーすることはできませんし、するべきではないとも思っています。
そこで、民泊の運営やリフォームなどを手がける民泊革命株式会社と連携しつつ、「どんな選択肢があるのか」を一緒に整理し、必要に応じて専門家チームにつなぐ役割を担います。たとえば、初期費用を抑えながらリフォームや設備導入を行う仕組みや、借り上げによる運営プランなどについて、「オーナーさんと宿に合う形」を一緒に検討していくイメージです。
料金や関わり方のイメージ
現時点では、わたし自身も学びながら一歩ずつ形にしている段階です。そのため、しばらくのあいだは「テスト期間」として、ごく初期の数件については、基本的に無料(もしくは実費のみ)で関わらせていただくイメージで考えています。
その代わり、学びの一環として、ブログでの紹介記事や、振り返りの文章を書かせていただくことを前提とさせてください。細かい条件や頻度については、オーナーさんの状況やペースに合わせて、柔らかく相談しながら決めていけたらと思っています。
まずは、「こんな未来もアリかもね」という雑談から
ここまで読んでくださって、「うちの宿はどうだろう」「まだ構想段階だけれど、話だけ聞いてみたい」と感じてくださったオーナーさんがいれば、まずは一度、ゆるい雑談からはじめられたらうれしいです。いきなり何かを決断する場ではなく、「こんな未来もアリかもしれないね」と一緒に眺めてみる場として使ってもらえたらと思います。
お問い合わせフォームやメール、SNSなど、どの窓口からでも大丈夫です。「ちゃんとしたことを話さなきゃ」と構えず、「なんとなく気になったので話してみました」くらいの気持ちで、扉をノックしてもらえたらうれしいです。
ここまで読んで、「誰かと少し話してみたいな」と感じた方へ。
実家や空き家、民泊のことを、結論を急がずにゆっくり雑談できるページを用意しました。こちら⇒
「民泊・空き家の雑談室」
から、いつでも声をかけてください。






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